チェコお気に入りカフェ Kavárna Air @ブルノ

我が家お気に入りの Kavárna Air

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Káva=カーヴァとはcoffeeの意味。
ちなみにチェコ語で「語尾」に“rna”(~ルナ)がつくと「場所」をあらわす意味になるそうで
Kavárna(カヴァールナ=カフェ)、同じくlékárna,(レーカールナ=薬局)、
vinárna(ヴィナールナ=ワインバー)などなど。
とはいえすべてがこのパターンというわけではないので(もとになる単語による?)、
これがまたチェコ語の難しいところ。

さて、このカフェ、緑の市場のMoravské zemské muzeum (モラビア博物館)の建物内、中庭に面したところにあります。

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Airという名前そのままに、空軍関係のグッズが溢れていて、なかなか我々のマニア心を
くすぐる空間になっております。
当時の兵士や戦闘機の写真、勲章が飾られていたり、軍服を着たマネキン(!)がいたり。
およそ、「カフェ」とは結びつかないものが溢れていて…なぜここに?の感も否めませんが
レトロな雰囲気の店内と、しっくりマッチしていて不思議。

思えば、第二次大戦中に『チェコ義勇軍(空軍)』として、連合国側に参加し、
英国から戦闘機で飛立った空軍パイロットたちもいました。
(映画:「ダーク・ブルー "Tmavomodrý svet" (2001年)」で描かれています)
そういうものへの何かオマージュを込めたカフェなのでしょうか。

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街中の喧騒も届かない静かな空間で、落ち着いた気分で過ごすひととき。
ここはオリジナルブレンドのフルーツジュースが美味しいというので、
わたしはオレンジジュースを。トマ夫はビールを。
(外はビール祭りなのになぜここでビール飲むのか…例のごとく行動が読めない夫。)
とりあえずビールとオレンジジュースを注文したところ

「カプチーノはいかがですか?」と。

・・・。
いや、だからビールとオレンジジュースを、ね…。

しばし流れる沈黙。

チェコもといブルノではありえないほど、気さくな笑顔とサービス満点のスタッフ。
(ここは敢えて「ギャルソン」と呼ぶべきか?!)若いときのマット・デイモン似、笑顔に完敗…
じゃあ、カプチーノもひとつ頂きます、となんとも微妙な注文。
オレンジジュースとカプチーノ、一度に飲むものじゃない…かといってビールも辛いわな。

なぜ、別のものを頼んでいるのに、カプチーノを勧めてくるのでしょうか?

そういえば・・・と、脳裏に浮かんだのが 「チェコ流カフェ作法?!」
以前、チェコ人のお友達とカフェでお茶したときも、コーヒーとオレンジジュースを注文。
いわく、コーヒーで失った水分を補給するためにオレンジジュースも一緒に飲むのだ、と。
えええ~~~?!なんだよそれ、聞いたことねーよ!と、かなり驚愕したのですが、
ハッと見渡すとたしかに他のお客さんのテーブルにもコーヒーとビタミン系飲み物が…。
なんとなく理屈としては納得する部分もあるのですが
だったらコーヒー飲まずにオレンジジュースだけ飲めばいいじゃん、と突っ込みたくなるところ。

しかも今回は、オレンジジュースをメインで頼んだのに、逆ならまだしも…。
チェコでは、オレンジジュースとカプチーノはセットがデフォなのでしょうか?!?!

まあそんなわけですが、いざ出てきたカプチーノの美味しいこと、美味しいこと!
キメ細やかでクリーミーな泡、チョコレートで繊細な模様つき。
こんなに美味しいカプチーノ、チェコに来てはじめて飲みました。
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実は、このおいしいカプチーノがここの「売り」なのかもしれませんね。
だからこその「お勧め」だったのかも?

スタッフも本当にチェコ人か?と思うほど、気さくでご機嫌。店内に流れるボサノバのBGMに
あわせて鼻歌まじりに英語で話しかけてきます。(こんなのありえない!)
日本から来て、いまブルノに住んでいることを伝えると、
「ブルノでの滞在生活を楽しんでね!またのお越しを心から楽しみにしています。」なんて…
そんなありがたいこと、言われたことないわ~(涙)夫婦そろって、大感動。
必要以上にチップも弾むってなもんです。
夏の観光シーズンにむけて雇われた英語担当のスタッフなのか?
こんなところでまたチェコの発展を感じる日々。

そんなおもてなしを受けてしまうと、本当に毎日通っちゃうよ!
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by hacci-chan | 2008-06-04 19:19