ようこそのおはこび♪ ze sklepa do sklepa チェコワイン祭りでブタ地獄

ウィーン観光を終えたわたしたち、無事、ブルノへ帰還しました。
息つく間もないハードスケジュールで旅行は続きます。
土曜日には、夫の会社のチェコ人ご夫婦のお誘いで、美味しいチェコワインの産地である
南モラビア地方の小さな町 velké bílovice で行われたワイン祭りへ参加しました。

こないだワインパーティー行ったばかりだけどな…と思いながら(結局飲めないので興味なし)
どうも最近ワインづいてます。
トマ夫が言うには、わざわざ地元のチェコ人がお金を払って参加するくらいだから、
きっと盛大なイベントなんだろう、と。たしかにチェコ人お墨付きのイベントに参加するのも
初めてですし、期待が高まります。
かわいらしい雑貨の屋台でも出ていたらいいなあ、なんて甘い夢を見ていたのですが…。

会場も以前に会社のオープニングパーティーを行ったところだ、なんていうトマ夫の勘違い情報を
鵜呑みにしたため、あそこなら…と服装はスカートとブーツでコーディネート。
いざ、待ち合わせのブルノ駅に到着すると、駅には会場行きの臨時列車を待つ人の波。
皆、大きなリュックに登山靴、山登りでもいけそうな重装備。
スカートなんてひらひらさせているわたし、完全に浮いています。
これは・・・なんか違う・・・と、暗雲たちこめてまいりましたよ。
この時点ですでに嫌な予感がしていたのですが・・・…的中。

1時間ちかくの「世界の車窓から」の旅。オーストリア国境ちかく、南モラビア方面へ向かいます。
到着した駅では、会場までのシャトルバスを待つたくさんの人たち。
たとえ、バスが来たところでこの場にいる全員を乗せることは、どう考えても不可能です。
「いつ来るともわからないシャトルバスを待つよりも、歩こう!歩けるか?!」と是非もなく。
「あの塔が見える村まで」と、指差された方向へ。
…うはぁ~~~なんか蜃気楼みたいに見える…(心の声)…。
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                               【はるか遠方に町が見えます…】

だってブーツにスカートだもん…そんな言い訳も通用せず。
ただでさえ、歩幅の差で遅れをとるところ、泣き言も言わずブーツで歩き通しましたよ!
6キロの道のりを!!こんな格好で歩いているやつ一人もいないよ!(周りの目線が痛かった)
まあ、いつも車の景色でしかなかった田舎道を、初めて歩くことができたし、
それなりに楽しかったのですけどね…でもハードでした~。

さてさて、このワイン祭り
「ze sklepa do sklepa (ワインセラーからワインセラーへ)」というタイトルどおり、
この町中のワイン農家をめぐり、ひたすら飲み明かす、というそんなお祭りでした。
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                                               【戦利品】
参加費は一人700czk(約4200円)と、チェコのイベントにしてはかなりの高額。
そのうちの400czk分をワインを購入する際にクーポンとして利用できるシステムです。
つまり、少なくとも400czk分のワインは購入するというわけです。
ワインの値段は格安になっているので、かなりの本数になります。だから、みんなあんなに
大きなリュックを持ってきていたのね~…と今更納得。
上記の写真にあるワイングラスの入った「黄色い布袋」を首から提げ、まるで「お遍路さん」の
ようにワイン農家の家々を廻るのです。
お天気も絶好の屋外イベント」日和、あたたかい日差しとうららかな春風のなかワイン片手に
みんな黄色い袋を首から提げてあちらこちら歩く姿、なかなか貴重な体験でした。

「ワイン」って、これまで非常に気取って飲むものってイメージだったのですが、
チェコにきてみたら、どうもそのイメージが変わりました。
産地をめぐって自分の好みの味をみつけて、みんなでワイワイと楽しんで…って
どうみても屋外レクレーションのひとつ。どちらかというとワインよりも畑歩きがメインでしたし、
非常に健康的です。
わたしもお酒飲めないといいつつ、案内してくれるチェコ人の手前「飲みません」っていうのも
空気読めってことで、こんだけ体内にアルコールを入れたのも人生ではじめてです。
意外にもあまり「酔わない」というか、とてもフルーティーで美味しい!
私が「美味しい」なんて思うことがありえないのですが…不思議。

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農家の人たちもたくさんのお客さんにサービス精神旺盛。
私たちが日本人と知ると、特別にワインの樽から試飲させてくれました。
このガラス製のストローみたいな器具(名前忘れた)でおじさんが吸引…。
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各農家でいろいろ趣向を凝らしているのですが、ここでは子供たちによりモラビア民謡の演奏。
これがまたプロ級でびっくり!町の少年少女にしては、レベル高すぎる!!
さすがチェコ!裾野が広いわ~~~。
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さて、ワインよりもつけあわせの「軽食」に目が行きがちの私でしたが、
ううっ、チェコ…衝撃ってひとコマを。(ちょっと食い散らかした写真でスミマセン)

この白いペースト、「ラード」です、ラード。
みなさん、パンにこってりラードを塗り(ヒ~)、
この茶色の揚げ物【これもブタの脂身を揚げたフライ】をのっけ(ヒ~)、
塩をまぶして食べているのです(やめて~!)
あああ、なんて殺人的な・・・うわあ、考えただけで高脂血症。
れっきとした ŠKVARKY(シュクヴァルキー)という料理?らしいのですが
恐る恐るこの揚げものだけ頂きましたが…なんで脂身を油で揚げるのか?!
早いはなし、つけあわせの料理はすべて「ブタの脂身」だけという・・・。
香ばしくて美味しいのですけど…たくさんはヤバイ、キケンな味です。
こりゃチェコ人、太るわなぁ~。
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by hacci-chan | 2008-04-08 20:25