モラビアン・ナイト

チェコに住んではいても、なかなか「いかにも”チェコ”だなぁ~」ってところを紹介できなかった
この「ちぇこ抄」。(それは筆者がまったくチェコに絡んでいないのが原因のひとつなのですが)
昨日、いかにも「チェコ」って空間を体験してきましたよ。
そんな素敵な「チェコ」をご紹介いたします。

昨日、ブルノを拠点に活動されている日本人アーティストのお友達から
『産地直送ワインの試飲会とモラビア民族舞踊の宴』があるよ、との情報。
彼女は、チェコ人のご主人と共に創作活動をしていて、その工房の建物が会場らしい。
仕事柄、イベントごとに詳しくこれまでにもいろんな催しのご紹介を頂いているのですが、
100czk(約600円)のチャージでワイン飲み放題!
「お酒」が全く飲めない私、飲んだら苦しいだけなので、楽しめそうな要素なし…。
ワインの試飲会って、そんな「大人の空間」に憧れこそ抱くものの
まったく食指が動かないのですが…。(川島なお美が羨ましい。)
今回は、「モラビア舞踏」が見れるとのこと。

チェコといえば 「チェコ国立ONDORAS(オンドラシュ)民族アンサンブル」 が有名。
国立というのも、チェコ国軍(空軍)に属するプロフェショナルの国立舞踊団なのですが
(日本の航空自衛隊音楽隊と同じ位置づけ?)その前身は、ここブルノで誕生したそうです。
チェコでは歴史上、民族や文化的に地域的に複雑に分けられますが、この「民族舞踊」にも
その地方独特で大きな違いが見られます。
特に、ここモラヴィア地方の踊りや衣装はとても華やか!一度「生」で見てみたかったのです!
この民族舞踏がメインの「お祭り」などもあるですが、これまでことごとく見逃してきました。
…いよいよ観光シーズン目前、今年こそは!の絶好の機会です。

BESEDA U CIMBÁLU s ochutnávkou vina / Lučina BRNO 
ワイン片手にチェンバロの音色と語らいのひと時を…(意訳)
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近所の集会所でのイベントなので、「音楽・民族舞踊同好会」のみなさんといった風情です。

我々が到着したころには、もうワインで出来上がっている人たちばかり。
音楽が始まると、どこからともなく赤い顔したオジサマたちがわらわらと集まり
誰ともなく演奏にあわせて歌いだし、最後には会場みんなでの大合唱!
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いかにもチェコのおっさん~!!
チェコの飲み会、必ずといって「合唱」になります…。カラオケで盛り上がる日本人と似ている?
このオレンジのオジサマ、ノリノリで最初から最後まで美声を聞かせてくれました。

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華やかな民族衣装に身を包んだ女の子たち(女の子…か?年齢不詳)
美しく澄んだ歌声を聞かせてくれます。
よく見ると、赤・青・白でチェコ国旗と同じバランスの色合いの衣装です。

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彼女たちの歌に応えるように、男性陣も歌います。朗々と高らかに、会場に響きわたる歌声。

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歌の内容は???ですが、どうやら女性陣と男性陣で何らかの合意がなされたようで
一斉にパートナー組んで軽やかに踊りだします。
掛け声は甲高い声で「イーーーーーーーーーーーーーーーヤホゥッ!!」
なんだかこっちにもその楽しさが伝わってきます。掛け声だけは真似できるな。
くるくると回る女の子たちのスカートがとってもきれい!
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男性のソロパート。このイケメンは舞踏チームの花形スターのようです。
アクロバティックでダイナミックな動きなのですが、ステップはとても軽やか。
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自分が飲んでいないので全くワインに触れておらず申し訳ないのですが、
原産地や種類別でA~Zのカテゴリー分けされたワインがずらーっと並んでいました。
その本数にして300種類は余裕で超えそう。仲間とわいわい語らいながらも、
ペンを片手に、ワインリストにしっかりチェックは忘れていません。
全種類試すこともできる猛者もいそうだな。みんなお気に入りは見つかったのでしょうか?

これからの季節、日暮れがどんどん遅くなっていきます。今日からサマータイムか…。
チェコでは、夕方になると近所のビアホール、vinarna(ワインBar)などに人が集まり
ひたすらおしゃべり。
そんな「地元民」の風景が羨ましくもあったのですが、外国人にはちょっと難しいし。
今回初めて地元の集まりに参加できましたが、本当に楽しかった!
これでお酒飲めたら最高なんだけどな…。
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by hacci-chan | 2008-03-30 23:18